「毎日使う場所だからこそ、快適にしたい」という思いから、老朽化した浴槽の交換を決意したKさん夫婦。築25年のマンションに住むお二人の浴室は、FRP製の浴槽が黄ばみ、カビも落ちにくくなっていました。今回の浴槽交換で、どのような変化が生まれたのでしょうか。Kさん夫婦は当初、浴室全体のリフォームも検討しましたが、予算と工期を考慮し、まずは浴槽のみの交換に絞ることにしました。最も重視したのは「掃除のしやすさ」と「保温性」です。いくつかのショールームを回り、最終的に選んだのは、表面が滑らかで汚れがつきにくい人工大理石製の浴槽でした。さらに、断熱材が施されており、お湯が冷めにくい「保温浴槽」のタイプを選びました。工事は、古い浴槽の撤去から始まりました。長年使っていた浴槽が取り除かれると、浴室が一時的にガランと広くなったように感じたそうです。新しい浴槽の設置は、職人さんの手際の良い作業で半日ほどで完了。壁や床は既存のままでしたが、真っ白で光沢のある新しい浴槽が設置されたことで、浴室全体の雰囲気が格段に明るく、清潔感が増しました。交換後、Kさん夫婦は新しいバスタイムを満喫しています。まず、以前は諦めていた頑固な水垢やカビが、新しい浴槽では簡単に落とせるようになったことに驚いたそうです。「湯を張るのが楽しくなった」と奥様。また、保温性が高まったことで、追い焚きの回数が減り、結果的にガス代の節約にもつながっているとのこと。この事例からわかるのは、浴槽交換だけでも浴室の印象と使い勝手は大きく改善されるということです。特に、掃除のしやすさや保温性といった機能面を重視することで、日々の暮らしの満足度が向上します。大規模なリフォームが難しい場合でも、浴槽交換は手軽にバスルームをリフレッシュできる有効な手段と言えるでしょう。
浴槽交換で変わる!バスルームリフレッシュ事例研究